田村由美さんは、「このマンガがすごい!2019」でも取り上げられている作家さんです。
マンガ大賞2019に「ミステリと言う勿れ」がノミネートされました!
田村由美さんの作品を初めて読んだ作品が「BASARA」。
既に完結している作品なのですが、すごく すごく熱くなれる漫画です。
主人公の気持ちやセリフが心に響いて漫画を読んで初めて泣いた本でした。
読者の心を動かす田村由美さんのオススメ作品ベスト3を紹介したいと思います!
もくじ
【田村由美】おすすめ作品ベスト3 「ミステリと言う勿れ」
ベスト3は、「ミステリと言う勿れ」で、現在4巻まで発売されています。
5巻の発売日は、2019年06月09日頃の発売予定となっています。
「ミステリと言う勿れ」を選んだ理由
このマンガがすごい!2019で取り上げられていたことで知った連載中の漫画で、最近読み始めた作品だからです。
「ミステリと言う勿れ」あらすじネタバレ
主人公の久能整が同級生が殺害された事件で任意同行を求められます。
久能を犯人だと決めつけて取り調べや捜査を行う警察に対し、堂々とした態度で刑事たちに挑んでいきます。
さらに警察署で取り調べを受ける中で久能は刑事たちの個人的な悩みを解決していきます。
事件の真相も掴んで、悩みを解決した刑事たちにお願いして証拠も揃え犯人を追い詰めていくストーリーから始まります。
その後も事件に巻き込まれては解決するという久能が面倒に巻き込まれるストーリー
「ミステリと言う勿れ」の感想
真実を言っていてもその言葉が攻撃的で殺傷力も高いと嘘を言っているのではと疑ってしまっても仕方がないのに、なぜか久能の言葉は嘘と思えませんでした。
真実ではないかもしれないけど嘘でもないことは確かだと思える不思議さがある作品だったのでハマってしまいました。
“うん、カレー日和だ”からストーリーが始まるシーンです。
カレーにこだわりがあってカレーをその後どう別の料理にするかも計画的に考えてるのに、事件に巻き込まれてそれをぶち壊わされてしまうのが可哀想な反面とても面白いのが印象的でした。
1巻で青砥が言っていたように久能の父親が出てくるストーリーがあって久能という人物が何なのかがわかるとさらに面白くなるかなと思いました。
「ミステリと言う勿れ」の好きな登場人物
主人公の久能整です。
物凄く頭がいいのか、考えていることが独特なのか、誰もが当たり前に思っているけど実は納得していないことを納得させるのがとても上手いところが好きです。
何かに悩んだときに久能に相談したいと思うのも無理ないなと思いました。
【田村由美】おすすめ作品ベスト2「BASARA」
ベスト2は、「BASARA」で27巻で完結しています。
「BASARA」を選んだ理由
はじめて田村由美さんの作品を読んだのがBASARAでした。
日本の未来を描いている30年くらい前に連載が始まった漫画なのに、いつ読んでも心に響くセリフに驚かされます。
更紗が、殺された双子の兄の代わりに、男の子のふりをして、戦いながらも、恋をした相手が、敵だったところです。
あと、揚羽が最期に、ふくろうと、一緒に、死んだところとか、今読んでも泣けます。
戦う物語なので残酷なシーンなどもたくさんありましたが…
主人公が成長しながらも涙あり、恋愛ありのところもとても良かったのも選んだ理由のひとつです。
「BASARA」あらすじネタバレ
大いなる禍が起きて文明が崩壊した日本の未来で生きる更紗が目の前で自分の双子の兄・「運命の子供」タタラを殺した「赤の王」に復讐します。
復讐を決めた更紗はタタラを名乗って旅をする途中で出逢った朱理と恋に落ちますが、朱理が「赤の王」だとしり悩み苦しみます。
その苦しみを乗り越えて王家を倒すために、更紗ではなくタタラとして軍を率いて新しい時代を築くために戦うことを選びます。
「BASARA」の感想
争いが起こっていた近くで偶然出逢った男女が互いを敵だと疑いもせずに恋に落ちるという始まりからどうしても悲しい結末しか予想できなかったのですが…
予想に反していい感じにまとまってくれたので読み終わったときホッとしたし、この作品がもっと好きになれました。
タタラが殺されて「運命の子供」がいなくなったことを村人たちに悟らせないようにするために、長い髪を切って更紗がタタラになったシーン印象に残っているシーンです。
タタラの首を見て希望を失った村人たちに泣きながら”タタラはここに生きている”と言った更紗が本当の「運命の子供」だったとわかったところなのでとても印象に残っています。
あと、更紗も朱理もお互いにお互いの大事な人が、亡くなっていくところ本当に泣けます。それをお互いに許し合う二人の絆に泣けました。
「BASARA」の好きな登場人物
タタラとしてふるまう更紗です。
最初の驚愕のシーンからの立ち直る強さや、自分が戦うという強い意志などかっこよくて大好きです。
朱理への想いを心にしまってタタラとして「赤の王」朱理と戦う決意をした更紗はとてもカッコよかったからです。
【田村由美】おすすめ作品ベスト1 「7SEEDS」
ベスト1は、「7SEEDS」で35巻完結、「7SEEDS外伝」は1巻で完結しています。
「7SEEDS」を選んだ理由
その圧倒的な世界観が素晴らしいです。
未来を予想した物語はいろいろありますが、7SEEDSについては予測の付かない未来の世界と、絶望から希望、また絶望という読者にハラハラさせる展開がたまりません。
また、それぞれの登場人物に紐付けられるストーリーが涙を誘い、ぐいぐい引きつけられます。
辛くて苦しくて涙が止まらないのに、続きを読むのをやめられない不思議な魅力のある作品だからです。
なんといっても、人間を眠らせて未来に送る設定が凄い!
「7SEEDS」あらすじネタバレ
地球が隕石に衝突する未来を知った政府のプロジェクトで、人類が滅亡しないように様々な理由で選ばれた健康で若い人間を冷凍保存します。
七人ずつで、五チーム眠らされて冬眠させられて、未来へ送られます。
季節の名前がみんな入ってます。
隕石衝突からしばらく経ち、冷凍保存されていたガイドを含めた40人が荒れ果てた日本の別々の場所で解凍されます。
生きるために行動する中で別のチームと出会い、ぶつかり合いながら過酷な環境を受け入れて成長していくストーリーです。
「7SEEDS」の感想
まとめて一気読みするのをおすすめしたいくらい途中で読むのをやめられない、やめたくない漫画でした。
次の巻が出るのが待ち遠しくてたまらないのに、内容的に続きを読むのが怖いと感じる作品は初めてでした。
生きるか死ぬかのギリギリの環境と状況の中で登場人物1人1人の心の成長がとても丁寧に描かれています。
常に泣いているような状態でしたが何度も読み返したくなる奥深さがありました。
そして、毎回出てくる登場人物にそれぞれのエピソードがあるんです。
悲しかったり、微笑ましかったり、恐ろしかったり、絶望と希望のちょうどよい波がまるで1本の映画を様々な角度で見ているかのようです。
印象に残っているシーンは、春のチームのガイドの柳が虫に寄生されて虫の巣に花たちを連れて行ったあと、意識を取り戻してチームを助けるために自分に火をつけたシーンです。
それまでとても偉そうにしていてまったくリーダー感がなかったので、その行動でちゃんと大人だったんだなと思えました。
人が虫のせいであっけなく死ぬという現実を突きつけられたところなのでとても印象に残っています。
物語の中に幾度と出てくる思い合う二人が、ようやく出会えた場面も心に焼き付いています。
「7SEEDS」の好きな登場人物
新巻鷹弘です。
冬のチームで唯一生き残りました。
春のチームと出会うまで15年間1人で生きてきた強さと他人が傷つけられることに怒りを表せる優しさと、死ぬことを選べなかった弱さを持った人だからです。
人が居なかった為に、人と関わらず十五年も犬とだけ関わってきたのに、生きてる事に凄い精神力だと思います。
まとめ
田村由美さんの作品は、どの作品もすばらしく順番をつけるべきではないと思いますが…
参考までに受け止めて頂けたらと思います^^
現在連載中の「ミステリと言う勿れ」は、「7SEEDS」や「BASARA」とは全く違ったミステリーの分野で、これからの展開にも目が離せません!
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