漫画ネタバレ

女王の花【8巻】ネタバレ!婚姻の行方

ジャハルは曾国第一王子が薄星を葬るため送った刺客だった!

絶体絶命のピンチに追い込まれた薄星だったが、命を懸けた亜姫の機転により危機を脱する。

けれど、曾国第一王子は亜姫を諦めず・・・?!

>>7巻ネタバレはこちら!

(↑前の巻のネタバレのリンク貼り付けをお願いします。5巻はなくてOKです)

【女王の花】8巻(20話~22話)のネタバレを紹介します!

 

女王の花【8巻】ネタバレ!

女王の花8巻20話ネタバレ

起き上がった宮女は大事なあの袋がないことに気が付きました。

近くで水浴びをしている胡人の綺麗な女・翠蝉の洋服の側にあるのを見つけた宮女は

翠蝉を遅いました。

「触るな。妙な病を持っていたら困る。水浴びまでしたのだ。汚いぞお前」

そう言われた宮女はカッとなりました。

【返せ。私にはもう何もない。清徹様から託されたそれだけは その品だけは!!】

宮女の様子を見て、この袋に入っているものはいわくつきの品か何かかと思った翠蝉が

あの人に穢れを近づけたくないが、聞くしかないと考えていると・・・

「翠蝉 やあ おかえり」

そう言って一人の男が翠蝉に声を掛けてきました。

「こら なぜ外なんか出てる!寝てろ!また倒れたら承知しないぞ」

その男は宮女に声をかけました。

「それより後ろにいるのはお客さんかな?

汚れてしまっているけれど、宮廷用の衣だ。

私に何か用かい?それとも私の死に用があるのかい?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃黄国では、亜姫に曾国第一王子が迫っていました。

「あなたが見えるのは私ではなく、私によってもたらされる亜の国土。

王子 できるなら私はあなたと争いたくない。

私は私を見もしない男を夫に選ばないわ」

亜姫がそういうと、

「思いあがるなよ女。お前が俺を選ぶのではない。

俺がお前を選ぶのだ」

王子はそう言うと亜姫に口づけしました。

それでも亜姫は負けじと王子の唇を噛みちぎろうとしましたが、

失敗に終わり、自分の唇を噛んで血が出てしまいました。

「だから俺がお前をかこってやると言ってるのだ!何が不満だ」

その言葉を聞いた亜姫は「本気ですか?」と聞きました。

すると王子は「無論」と答え、こう話しました。

「俺の妃になれば曾国の兵が力を貸す。

お前の望み通り土妃の首もくれてやろう。

女が剣など持たずに済む。紅や簪のことだけ気にすればいい」

その話を聞いた亜姫は、切れた唇の血をぬぐいながらこう言い捨てました。

「私の紅はこれで充分」

王子は亜姫のそんな姿を見て興奮したようにこう言いました。

「いい女だ!抱かせろ亜姫!!お前は貧乏をこじらせすぎた。

・・・・・代価が俺の命とはがめつ過ぎるぞ

すると王子の周りを細作(忍)が取り囲みました。

「なるほど。細作と連絡が取れなくなったと思っていたが、

お前の側に寝返ってたか」

そんな王子に亜姫は再度催促しました。

「王子もう一度お願いします。私はあなたと争いたくない。

私が1人でここに来たのはそのため。

黄王の御前であなたの申し出を断れば、

あなたの面子は傷つく。どうかこのまま国に帰って」

すると、王子は「困ったな」と言うと・・・・

「では返答だ。1つ!細作は前哨の一手でしかない!

1つ!俺は勝てる戦しか仕掛けん!1つ!仕掛けたからには不退転の決意あり!!

黄王の前で退くなどありえん!!」

細作を全員簡単になぎ倒したのです・・・!!

「1つ 曾国の第一王子をなんめるな・・・っ」

王子は言うと、亜姫に近づきました。

「千の配下を従え、千の敵を抱えるのが曾国の王道!!

今更女一人の敵意なぞ、丸ごと食らうだけだ」

そう言って王子は亜姫の首筋を噛みました。

「やめなさい!!慮外者!!やめ・・・」

あっという間に亜姫は王子に踏み敷かれてしまいました。

「こんな非道っ 黄王がおゆるしになると思いか!」

亜姫がそう叫ぶと、王子はこう言いました。

「同じことさ。早いか遅いかだけで黄王はお前を俺に譲り渡す。

王たる者が同盟国よりも孫娘を取る?

馬鹿げた話だ。美しいがこの躰にそこまでの価値が?」

亜姫はこれ以上は駄目だと思い、こう言いました。

「そうよ!!触るな!!私が欲しければ正式な場で申し込みなさい!

黄王だけでなく、この国の士大夫揃った場でです!!

あなたの傲慢さを皆が受け入れるとは思えません!!」

その話を聞いた王子は、正式の場の婚姻の取り付けこそこちらの望みなのに、

本気か?と思いました。

「いいだろう。黄王との間だけの取り決めでなく、

この国の評議で俺達の婚姻を決を取ろう。」

王子はそう約束すると、亜姫を放しました。

はだけた衣類を直して出て行こうとする亜姫に王子はこう聞きました。

「亜姫 おまえ処女だろ?

俺はお前を気に入ってる。これは本当だ」

亜姫はその言葉を聞いてカッとなり

「ありがとうございますとは言い難いわ!!」

そう言って戸を思いきり閉めました。

ーーー評議当日

亜姫は母親の黄妃の簪を身に着けて今日は挑むことにしました。

たとえ黄王が状に動かされないと分かっていても、

浅ましいと知りながら考えつくありとあらゆる手は使おうと思っているからです。

ーーーー亜姫と曾国第一王子は、黄王の前に出ました。

しかし、この黄の宮廷は王子が有利に動くよう

有力な大夫にはすでに王位側が根回しずみだったのです。

亜姫を得て亜国を属国とした後は曾国が第一の大国になり、

もはや黄国との同盟も不要なので

次に責められるのは己の国とも思わず目先の利に飛びつく大夫が

多いこの国は滅びて当然だと王子は心の中で笑いました。

「黄王陛下 曾国第一王子がお喜びを申し上げます。

貴国と我が祖国の同盟を更に固くする婚姻の儀を・・・」

王子がそう発すると、亜姫がこう言いました。

「恐れながら陛下、亜国からも申し入れたき儀でございます。

先代の亜王が身罷り、暫しの時が経ちました。

黄国と亜国の同盟、新たに結び直したく願います。」

亜姫のその言葉を聞いた王子と、大夫たちがざわつき始めました。

それを大夫の中で聞いた清逸は、

三国の中で曾国の独走を抑えることができるうまい手だと思いました。

「待たれよ!!この度の会は我らが曾国王子と黄王陛下のためにもたれたはず。

他国の儀が割り込むというのは非礼というものです亜姫様」

曾国の爺がそう意見すると、亜姫も負け時とこう言いました。

「否、これは黄国・曾国・亜国、三国の同盟の話。聞いて下さい。

我ら三国が最も恐れるべきは王不在の亜国が土国に併呑されること。

土国の狙いは西域との交易によって亜国が生み出す富です。

四国最大の軍事力を持つ土国に亜国の富が加われば

何者もこれを抑えることが出来ないでしょう。

私は亜国の独立を守りたい。

そのために今は亜国が独占している西域との交易の街道、

これを曾国・黄国まで延ばすことをお約束いたします。」

亜姫はいつか清徹に教わったように、金がない自分が人を動かしたければ

物を動かすことだと思ったのです。

【清徹 やはりあなたは最高の師でした】

亜姫の考えを聞いた王子は、なるほどなと思いましたが重大な穴を見つけました。

「不躾ながら、亜姫様 我らは国の正使としてここにいる。

姫君とはいえ、守られる証左もない女子の口約束で国を動かすわけにはいかないのですよ?

退っていただきたい!!」

すると・・・・

「・・・証左は あります」

そう言って亜姫はあの玉璽の片方を取り出したのです!

「これは先の亜王から送られた亜国玉璽の片方。

私がこれを持つということ・・・則ち!私が正当な次の亜王である!!

近々私は私の国に戻る心づもりがあり、

何人も私の言を軽々しく退けることはできない!

それこそ王に対する非礼!!」

王子は玉璽を見て唖然としました。

【やられた・・・!あんなものどこに隠し持っていた?!なぜ今まで・・・

「今」だからか!!黄王だけでなく、その臣民・曾国国使まで揃ったこの会だからこそ、

次の亜王の存在を公に知らせることができる。

亜姫が俺のもとを訪れたのは俺を止められると甘い考えを抱いていたわけではなく、

公の場に自分を引っ張りだしてもらうためだった】

すべてを悟った王子は、悔しそうにギリリと歯を食いしばりました。

「愉しいぞっ亜姫・・・!お前は本当に屈服させがいのある女だ。」

そんな2人の様子を見た黄王は

話が見えてこないのでここは一旦閉会としようと言いました。

それを聞いた亜姫は押し切れた!と嬉しく思いました。

しかし、亜姫はこれで切り札を切ったため後がなくなったのは確かでした。

ーーー「玉璽の事・・・驚きましたな。隠されていたのは

それを使うのが諸刃の剣と知ればこそ・・・ですな?」

清逸がそう聞くと、亜姫はこう答えました。

「もう後戻りはできません。そして私の手に片方があると知られたからには

もう一方を巡って熾烈な争いが始まる」

ーーーーその頃、薄星とジャハルは馬を走らせて

ジャハルの商人節がまだ使えるうちに曾国に入ろうとしていました。

【姫様は今崖っぷちで戦っている。急げ 急いで あんたに勝利を運ばなきゃ】

ーーー曾国・山中

「翠蝉 客人はどうしてるかな?」

男にそう聞かれた翠蝉はこう答えました。

「言われた通り食べさせ、小屋で寝かせておいた。

私はすぐにでも追い出したいが。

アノ者は嫌なにおいがする。お前に関わってほしくない」

すると男はこう話し始めました。

「翠蝉 客人が持っていたこの品がなんなのか知ってるかい?

これはね、多分天下を動かすものだよ。

翠蝉 お前との静かな暮らしは私の宝物だったよ。

だけどそれも終わる。やがてここにはこの品を追って

様々な者たちが押し寄せるだろうね。」

その話を聞いて翠蝉はこう言い返しました。

「大丈夫だ 何があっても私が守ると言ってるだろ?!王子!!

振り返った男の顔は、なんとあの曾国第一王子に瓜二つなのでした・・・!

ーーーその頃、黄国では大雨に苛まれ 亜姫の目の前で黄国陛下が倒れたのです・・!

女王の花8巻21話ネタバレ

「ご回復の見込みは?!」

「どうする?!」

「黄・亜・曾の三国同盟の話はどうなる?!」

「今はそれどころではない!!王がお倒れになり、

この長雨で川があちこち氾濫を始めてるぞ!」

亜姫は天にせめてこの雨を止めて!と祈りました。

ーーーその頃、曾国第一王子に土牢に閉じ込めていた亜国の大夫が

自殺したとの話が耳に入っていました。

「あの者は亜国ではとっくに亡き者とされているはず。

返れる望みなどない。

1.そんなものに今さら亜国が手を打った・・・?

2.哀れに思った牢番が剣を渡した・・・?

3.亜姫が動いた

どれかだと王子が言うと、ちょうど雷が近くに落ちた音がしました。

「ははは!天が答えてくれたぞ!黄王のことといい、天は我らについたようだ!」

大雨の中外へ出る王子に、爺は危ないと止めました。

「なぁ 爺。天上には本当に神々が住まうと思うか?

いるならなぜこんな災厄を起こすんだ?なぁ?

神々はこれぽっちも人なんか好きじゃないのさ。

「巫蟲」を知ってるか?

何百という毒蟲を壺に集めて土に埋める。

奴らは壺の中で争い、やがて共食いを始める。

生き残った最後の1匹を最強にして最悪の存在にするために。

似てると思わないか?王子が多すぎたどこかの国と。」

その話を聞いた爺はこう答えました。

「・・・・臣はあなたの兄上を手にかけたこと、

一片たりとも悔いてはおりません。」

すると、王子もこう答えました。

「俺もさ 気が合うな糞爺。それにあれを「兄」などと言うな。

道に歩むため弱い蟲を踏んでしまったとて、なんの呵責を感じることがある。

この天下はっ巨大な壺、神々の巫蟲だ。

生き残らねば・・・勝ち続けなければ意味などない!!勝つのは俺だ!!

・・・そうでなけでばつまらないからな・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌日、ようやく雨が上がりました。

先や転寝をしていると、薄星が夢に出てきたので

亜姫はまさかその身に何かあったわけではないか?と薄星のことが心配になりました。

宮中を歩いていると会いたくない王子に亜姫が会ってしまいました。

「亜姫 女に優しくできなかった俺も悪かった。贈り物くらいしてやらんとな。

こいつを開けてみろ。曾国からとどいたナマモノだ。

傷めず運ぶのは手間だったぞ」

ある賊が多勢には敵わないと悟ったときに

途中で荷を落としてきたと亜姫に差し出してきました。

それを見た亜姫は、まさか首・・・?!と心臓がドクドク鳴りました。

「どうした。開けろ!!」

王位がそう言ってその荷の箱を蹴ると、中からなんと

沢山の野花が出てきました。

”千年の花 千年の花 ずっと一緒にいられますように”

”大丈夫です 頑張って”

舞い上がるその花を見た亜姫は、

薄星が弱気になってる自分に

必ず帰ってくると教えてくれるために送ってくれたものだと気づきました。

「ナマモノなど脅そうとして・・・王子も人が悪いわ」

亜姫がそう言うと、王子はこう答えました。

おどし だと?賊の首はそのうち送ってやる。

いいか?今のお前は黄王の後ろ盾を失い、

半分のぎょおくじという半端な武器しかなく、

数少ない手駒も俺の手中にある。

亜姫、俺が花として大事にしてやるうちに嫁にこい。

待てるのはあと少しだけだ。

花は咲き誇ってこそ花だ。地に落ちれば土塊と変わらぬ。

お前を要らんと思ったら俺は躊躇わない。踏みつぶす

亜姫は決して侮っていたわけではありませんが

王子の機敏さは予想を上回りました。

そして薄星に託した自分の策は間に合うのだろうかと不安になりましたが、

せめて黄王陛下によくなっていただけたらと願わずにはいられませんでした。

ーーー黄王が寝ている部屋に通された亜姫は、

肌の色が生者とは思えないその姿に愕然としました。

黄王は亜姫が来たのに気づくと、人払いをし、亜姫と2人きりになりました。

「本心を申せ亜姫。お前は本当に王となる気か・・・?」

第一声にそう聞かれた亜姫は「はい」と答えました。

「我が宿願は陛下の娘であり、我が母である黄妃の仇を討つことです。

仇であると妃は亜王をも殺し、国を乱し亡国の危機に立たせています。

これを討つのは復讐であると同時に亜国のためと信じます。

私が次の王として必要とされるなら玉座につきましょう。

5年・・・10年・・・国のために生き、見事混乱を治めることが出来たら

私は王をやめます。それが望みです。

その話を聞いた黄王はこう聞きました。

「不思議な事を言う。「王もやめる」?女であるお前でなく、

お前が生む男子を王に据えるべきという意味か・・・?」

そう聞かれた亜姫はこう答えました。

「いいえ陛下。王家の血をひかなくても

有能で相応しい者がいれば、私は王の座を譲るつもりです。

そうすれば玉座を巡って血が流れることもなく

妃同士の争いもなく、王は王としてだけでなく人としても生きられて、

有能な士は思う存分そのさいを奮い皆に認められる。

そんな幸せな夢を持ちたいのです・・・・

私は・・・王となる教育を受けてはいません。

王とは何かも分かりません。私にわかるのは、

去って行った人達が身をもって教えてくれたことだけなのです・・・。」

涙を流しながらそう言った亜姫に、黄王はこう言いました。

「馬鹿げている。およそ実現できるとは思えん。

考えることも突飛すぎ、王となるにはあまりにも足りぬ。

亜姫 儂はもうじき死ぬ。

そこにある箱を取り、書面に目を通せ。

儂の死後、太子がお前の後ろ盾になるとは限らぬ。

士の前にこの黄王は同盟国・亜王の亜姫に要請する。

特別職の御史大夫(副宰相)に就き、

今度の天才による混乱・見事収めてみせよ!

そして黄国の人心を味方につけ、曾国王子を退けよ。

曾国の独走を許せば天下の大乱が始まる。

止めることが出来ればお前の王道の一歩となるだろう。

これがが儂がお前にできる最初で最後の王者としての教育である。

さらばだ ゆけ

これがおそらく最後の会話だろうとお互い分かっていました。

もう語る言葉はない、それでも愛はあったのだと亜姫は気付き振り向かずに

「ありがとうございました・・・っ!」

と大粒の涙を流しました。

ーーーそれから亜姫は今の黄国の現状が知りたくて、清逸と馬を走らせました。

見て回っても最悪な状態で、道はそう甘くはないと知りました。

「この地をおさめつつ、曾国の王子をおさえる。やれると思いますか?」

清逸にそう聞かれた亜姫はこう答えました。

「やれると信じる」

ーーーその頃曾国では薄星とジャハルが翠蝉に山中で出会っていました。

「コンバンワ。そしてサヨウナラ クズども」

女王の花8巻22話ネタバレ

「曾国には位がついている王子だけで軽く10人はいます。

次の曾王に誰が鳴るのか・・・その争いは熾烈を極めたとみるべきです」

亜姫は清逸の話を聞きながら書簡を読み、時を惜しみながら同時に食事もしていました。

「あの曾国の王子の求婚を退けること、

黄王から託されたこの度の天災の被害を治めること、

玉璽の行方を探り入手し、亜国に戻る事。

私がせねばならないのは・・・総てよ 総て

清逸はそれを聞いて、残念ながらその通りだと思いました。

しかし、いつ寝ているんだろうというぐらい亜姫はずっと気持ちを張り詰めて

頭を使って先を考えていました。こんな姿を見ても清逸は「休め」とは

亜姫に言ってあげることは出来ませんでした。

【俺は守れているのか?お前(清徹)が己が命を盾にしてまで

育てたこの姫を。分からん・・・・】

清逸 ありがとう感謝しています。

あまたの助けがなければ私はこの国で手足がないのも同然。

”すまない”と謝らなければならないのはこちらです。

勘違いしては駄目」

その言葉を聞いた清逸は驚きました。

「・・・は ははは!参りましたな。心をお読みになられるので?

では、あの第一王子が実は曾国の長子(長男)でないことはご存じでしたか?

清逸はそう言うと、こう話し始めました。

「人気はあります。あれであの王子は自国の臣民には

たいそう好かれていて従う者も多い。

文武共に優れ、曾国王子は多くとも比肩できるものはないようです。

早い話があの王子に弱みがこれといってないということですな。

ただ裏を返せば・・・」

すると亜姫も同感し、こう言いました。

「それだけ非の打ちどころがないのに・・・ずっと不思議だったの。

なぜあの王子は第一王子太子ではないの?

本来「太子」の最有力であるはずの長子は3年前突然死んだようですが。」

清哲がこう答えました。

「第一王子をなかなか太子としないのもそこにわけがあるのかもしれません。

あの王子は野心がありすぎる。

曾王が警戒したのはこう考えたからだとしたら?

あの王子が長子を暗殺した

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃曾国・山中では

薄星とジャハルが翠蝉に襲われていました。

「大将…当たりだ。白髪の若い女こいつが「白」

姫様のためにどうしても捕らえなきゃならない相手だ。

ジャハルがそう言うと、翠蝉が複数の飛び道具を放ってきました。

ーーー亜姫の考えと狙いはこうでした。

ジャハルの一件でも分かるように、曾国王子は細作を使っている。

そこから長子を暗殺した証拠を掴めればまたとない武器となる。

仮に曾王が暗殺を黙認していたとしても、確かな証拠が表に出たとなると

王子を罰さないわけにはいかなくなる。人でも物でもいい。

暗殺の証拠を追い、あの王子の立場を曾国内部から崩すーーーー

【私は王になる。私という王などいなくてもいい国をつくるために。

玉座を巡る争いもいらない。そしてすべてを終えたら

この手に残るのは薄星だけでいい。彼と共に生きていく】

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翠蝉の動きの速さに見失ってしまった薄星たちは、そのあたりに仕掛けてある

無数の罠に捕まらないように慎重に進みました。

「まぁでも、有名なあんたに会えて嬉しいぜ。

”王子殺しの白”ちゃん♡

噂で聞いてたよりずっといい女だ。」

ジャハルは自分も忍びであるが、翠蝉は自分達より多い仕事をこなした

生きる伝説みたいなものなんだと薄星に話しました。

しかし、それが3年前にふっと消えてしまったのでした。

「姿を消したのと、ある王子が死んだ時期・場所が重なっていた。

さすがにやばい大仕事だったんで行方をくらましてたんじゃねーかって

俺は思ってたんだけどその辺どうなの?当たってたらお返事してね♡」

カッ!!

ジャハルがそう言うと、どこからともなくくいなが飛んできました。

「ねぇ これってお返事かな?!」

そう言うと、ジャハルの足元のがけが崩れてそのまま転落してしまいました。

「おい 聞こえるか?!」

【道の一部の岩が崩れやすく組まれていたんだ!!あいつ助かったか?!

砂煙でよく見えない・・・・】

すると・・・薄星の視線の先に翠蝉が姿を現しました。

光の速さであっという間に間合いを翠蝉は詰めてきて

「死ね」

と剣を向けてきました。

「嫌だ ね!」

身軽さはあっちの方が上だと思いながら、薄星は力で

翠蝉を押しました。

力で更にどうにかしようと思いますが、薄星は時々手足に力は入らなくなります。

また耐えられないほど気分が悪くなり、吐くこともあるので

まだ毒は抜けきっていないのだということは気付いていました。

でも、それを言ったら亜姫が泣くので

大丈夫だと言って出てきたのでした。

【俺が死んだら誰が泣くあんたの側にいるんだろう】

「ふざけんな チクショウ!!」

この女が自分たちのような追手をかわしたければ

仕掛けに誘い込み自分はさっさと逃げればいいのに、

逃げ場のない山の上に来る意味が分からなくて、

薄星はそれがどうも引っかかってました。

【なぜだ?この地に執着しているのか?なぜ?】

「あんた 何かを守ろうとしている?橋の先に何がある?

そう言うと、薄星はつり橋に向かって走り出しました。

「待てぇ!ふざけるな!!戻ってこい!私と戦え!」

焦って追いかけてくる翠蝉に薄星は

「いいぜ。狭くて 逃げ場なし。

速さも身軽さも閉じ込められる。

ここなら獲れる

そう言って、翠蝉を押さえつけました。

「俺には待ってる人がいる。帰らなくちゃいけない。

命が欲しいなら言うことをきいてほしいな。」

薄星がそう言うと翠蝉はこう言いました。

「馬鹿か。橋には何の仕掛けもないと?

落とす。

お前を渡らせるぐらいなら私ごと橋を落とす!」

それを聞いた薄星は「ハッタリだ!!」と言いました。

すると、橋の向こう側から声がしました。

「いや その女は本気だよ。そういう女だ。

放してあげてほしい。全て私を護るためにしたことだ。

代わりに私が用件を聞こう」

その姿を見た翠蝉は大きな声で叫びました。

「く くるなぁ!!橋を落とす!!来るな降りろ!

降りろ!たのむから!!」

その声のする方向を薄星が振り向くと・・・

「・・・どういうことだ 猿王子・・・?」

あの曾国第一王子と瓜二つの男がそこに立っていたのです。

「曾国前第一王子・光である。猿呼ばわりされる覚えはないな」

 

女王の花【8巻】感想

亜姫はうまく曾国王子を騙して、公の場で自分が次期亜王なのだとアピールしました。

それによってさらに亜姫を狙う者も増えれば、

国璽の片割れを奪おうとする争奪戦が繰り広げられることになるのを知っていながら・・・

黄王や、曾国の前で宣言したからには

もう亜姫は逃げることはできません。

これからは亜王になり、国王としてやっていくことを宣言したのです。

かっちょいい・・・でもなんだか切ない・・・

普通の女の子として生きられる選択もあったのですが、

今まで自分を生かしてくれた人々の気持ちを汲んで

亜姫は亜国を立派な国にしようとそう思ったようです。

薄星と結ばれて欲しいけど、そんな自分の幸せだけを

目指してはいけないのも自分でも十分分かっている亜姫に

私はなんとも言えない気持ちになりました。

背負ってるものが多すぎますね・・・

まとめ

女王の花の8巻ネタバレを紹介しました!

薄星たちの前に現れた曾国前第一王子だったという光が現れました。

あれ?王子が暗殺したんじゃなかったのか?

もしかして翠蝉が光に思いを寄せて匿ったのか?

次回の話の続きが気になります!

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