漫画ネタバレ

女王の花【6巻】ネタバレ!玉璽の片割れはどこへ?

なんとか清徹を助けようと手を尽くす亜姫だったが、願いはかなわず

清徹は亜国に送られる。そして、亜国では息子を国王にと企む土妃がクーデター

を起こし、亜王と清徹を亡き者にしようとしていた・・・

 

>>5巻ネタバレはこちら!

 

【女王の花】6巻(14話~16話)のネタバレを紹介します!

女王の花【6巻】ネタバレ!

女王の花6巻14話ネタバレ

ジャハルが取り出した金の塊を見た亜姫は

これは”2つに割られた玉璽の片方”だということが見て分かりました。

【なぜ王が持つべきものがここにあるの?

なぜ他国にいる私に亜王はこれを届けた?

亜国で今何が起きてるの・・・・?!】

ーーーーその頃、

清徹は兵たちと戦い、大きな負傷を負いました。

大量に血を流して倒れた清徹を見た土妃は

「この傷ではどうせ助かるまいの。

こやつを捕らえるためにこちらは何人殺されたのか・・・

全く大損じゃ」

と言い、そのまま清徹を捕らえました。

ーーー燃え上がる正殿の中で亜王は土妃が来るのを待っていました。

「来たか 土妃」

「陛下 参りましたわ」

土妃はそう言うと、後ろに沢山の兵を引き連れてきました。

見れば亜王は腹から血を流していました。

「御命もう長くはないとお見受けいたします。

安心して死んでくださいまし。

あとは立派に王子がつとめます。そして私は国母として

そんな新国王を支えるでしょう

・・・陛下、何か言い残すことは?」

土妃がそう言うと、亜王はこう言い放ちました。

「ある。馬鹿な女だ!あの暗愚な王子に国を治める力などない!!

痴れ者めが!!」

すると、土妃はこう言いました。

「・・・ならば、亜姫にはあると申されるか。

亜姫を女王に?それこそ夢物語でございましょう。入れ!

土妃の一声で、清徹が亜王の前に突き出されました。

「残念でございましたな。この男を使い、何かしら画策しておられたようですが、

これにて終いでございます。鼠ってすぐ死ぬから、私嫌いですわ。

まぁ隻眼で鼠のわりには良い男でございますわね。

さすがは黄妃の愛人・・・

と言ったところでしょうか?

おや?だとすると黄妃の娘の亜姫は本当に陛下の御胤でしょうか?

嗚呼恐ろしい事・・・実は卑しい血の女が姫君を名乗るとは・・・

まして、その者を玉座につけ女王にしようなど愚行の極み!

これは反逆ではなく義挙なのです!!」

勝ち誇ったように土妃がそう言いました。

「オホホホホ!お察しいたしますわ陛下。

黄妃なぞに謀れたご胸中いかばかりか!

私も腹が苦しくて涙が出そうです。

なんとかおっしゃってくださいませ!!」

すると・・・・

馬鹿か。余興は終わったか?退がってよいぞ。

お前のような讒言はすでに飽いておる。

その男を亜国に連れてくるとき、儂が何も調べぬと思うたか。

そもそも次の王を決めるに大事なのは、

愛する妃の子かどうかではなく、その子の資質だ。

国を動かす決定に、情など無用。それとも・・・

お前は儂の愛が欲しかったのか・・・?哀れな女だ

と亜王は言い捨てました。

「・・・黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!死にぞこないが!」

そう言って、土妃は亜王に自信の簪を突き立てました。

「お前は妻2人に裏切られたただの間抜けな男じゃ!!

卑しい血の亜姫と煌々たる血筋の王子の器を見誤って何が王じゃ!!」

すると亜王は突き立てられた簪を抜き、それを放りました。

「・・・・よい簪じゃ。だが切れ味は今一つだ。要らんぞ。

しかと告げておくぞ。亜姫はまぎれもなく我が子である。

黄妃に限り不義はない。

あの女は王族は何かを心得ていた。」

その言葉を聞いた清徹は

【そうだ。苦しい悲しい逃げたいとあの人は一言だって口にしなかった。

亜姫のこと あの人が俺に頼ったのはそれだけだ。

役目はまだ終わっちゃいない

と心で自分を奮い立たせながら、亜王が放った簪を手にしました。

「もうよい!私は勝ったのじゃ・・・!

大事に手駒としていたようだが見ての通りもう死ぬ。

女王になる手前で会ったのに亜姫も残念よ」

土妃がそう言うと、亜王はこう言いました。

「それはどうか。その男は亜姫の手で殺させるつもりだった。

亜姫が黄国から戻り、真に次の王たらんとするのならば

乱のもとになりかねん「母の愛人」などは己の手で処断すべし。

情よりも政を重んじ、この男を殺せるか

それが亜姫を女王にする最後の仕掛けだったのだ。

その男はそれを承知で亜国に来た。

亜姫のためならと思うなら、どこまでも非情になれる男よ。

だが、あの亜姫が非情になりきれたかどうか・・・

お前は知らず亜姫の苦悩を取り除いてやったのよ

亜王がそう話す際中、清徹の眼は光を失いかけていました・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃、もうすでに城は落ちており

この謀反は粗暴さゆえ他国を巻き込んだ戦いでした。

「偽りじゃ・・・」

そう言って土妃の気が緩んだのを清徹は見過ごしませんでした。

そして少しずつ間合いに入って行きます。

【亜姫 俺はお前を守る剣になりたかった。

折れるその時まで 剣は主のものだ

亜姫 いや我が女王よ 永遠の忠誠を捧げます 再見・・・】

そして、土妃の眼を簪で一突きにしたのです・・・!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その頃、黄国にいた亜姫は誰かに呼ばれたような気がしました。

玉璽が王の元を離れるなんて何か起こってるに違いないと思った亜姫は

嫌な胸騒ぎがし、王宮にむかいました。

考えこんでいる亜姫を見た薄星は

「清徹様も俺もこの先何があっても、たとえ死んでも

それは俺達が選んだことだ。「私のせいで・・・」とか「私のために・・・」

じゃない!あんたじゃない俺達が!

あんたの剣でいることを選んだんだ。

じゃなきゃこんな国はないわ 金はないわの

お姫様の側にいるわけないでしょう?こう言えばいいんです。

「ありがとう」それだけで」

と笑って言いました。それを聞いた亜姫は涙が流れました。

ーーー天よどうか私の大事な人をもう奪わないで。

同じ天の元に居ても、この乱世で別れたら二度と会えない。離れたくないーーーー

「またいつか会えるわね・・・清徹」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おのれ・・・おのれぇ!!」

すでに死んだ清徹の亡骸をそう言いながら何度も土妃は足で蹴りました。

もう火がそこまで来ているため、家臣たちは暴れる土妃を抱えて退散していきました。

1人残された亜王は

「馬鹿どもめ。儂のとどめはささず行きおった。

おい玉璽は無事場外へ出したか?」

と清徹に聞きますが、最後の力で土妃に突き刺しこと切れた清徹からは

応えが返ってきません。

「見事ではあったが頭を貫くほどの力は残されてなかったようだな・・・

土妃は生き残ったぞ・・それとも・・・

とどめは亜姫の手で・・・ということか?

笑って逝きおって・・・永の我が妃とその娘への忠誠・・・

大儀・・・であっ・・・た・・・」

そう言って亜王もこと切れ、宮殿は炎に包まれて行きました・・・・

――――亜姫 泣いてやしないかと少し心残りだ。

俺は幸せだったよ。一緒に過ごした日々は喜びに満ちていた。

君は俺の宝物だ。

去り行くこの時まで俺は願わずにはいられない。

さよなら・・・君に幸せの星がついていますようにーーーーー

 

女王の花6巻15話ネタバレ

亜王の死から一カ月

黄国では、今度のことについて大夫たちが話し合っていました。

戦になるかもしれないし、それを治めるには・・・

そう思った大夫たちは亜姫に意見を求めました。

「はぁ」

亜姫はきょとんとしました。

【いかがも何も私を今後どう利用できるかという話でしょうこれは。

羊に煮られたいか焼かれたいか聞くようなものだわ。

おまけに一向にどう料理するかもまとまらず迫ってくる・・・

実に不快だわ

「亜姫様!何か・・・お考えは?」

大夫がそう聞くと、亜姫は少し笑って

「飽きました。帰ります」

と言って宮殿を出て行きました。

それにキレた宰相は

「なんだあれは!清逸!!あのとんでもない姫はどうなっておる!

ひとっ言も口を利かぬと思ったらこれか!馬鹿なのか?!」

と清逸に言いますが、清逸は腹の中であんたより1000倍まともだと思いました。

「父王が死んだというのに涙どころか悲しんでおる気配すらない。

不幸もあそこまで行くと薄ら寒いわ」

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外で亜姫を待っていた薄星が早かったですねと声を掛けました。

「いいのよ!どうせ何も決まらないわ。

今頃私の悪口で大盛り上がりよ。

人は人の悪口を言ってる時が一番生き生きして本性が出る」

と亜姫が言いました。するとそこへ清逸もやってきました。

「まぁ皆亜姫様を扱いかねておりますよ。

つーことで暫く都を離れて東の城へ行っていただくことになっちゃいました。

一国も早く亜国にお戻りになられたいでしょうが今はまだ・・・」

そう言ってくる清逸に亜姫は

「それでいいわ。私が亜国に帰る時は万一つも失敗するわけにはいかない。

土妃を斃す・・・!!

と言いました。その姿を見た清逸は

しれっとしてるのは上辺だけで、これだけの激情を隠しておけるとはと感心しました。

「都には早めにお戻りに慣れるよう俺が手を打っておきます。

俺の弟は地に潜りあなたを支えました。

ですから私は天に近づきあなたを支えましょう。

この国で天下の名宰相と言われるまで昇りつめてみせますよ。

弟があなたの剣であるなら、俺はあなたを送る風ぐらいにはなれましょう

清逸にそう言われた亜姫は、天の下でこの兄弟と巡り合えたこと

そして、ずっと自分の手を放さずにいてくれる者がいることを感謝しました。

「御父上のこと喪心お悔やみ申し上げます」

その言葉を聞いた亜姫はこう言いました。

「私おかしいのかしら?父王が死んだと知っても少しも悲しくないの。

何も感じない。

私が思ったのは、王の死で亜国に戻る方策を変えねばならなくなるか、

土妃に逆らう勢力はあるのか、つけいる隙はあるのか。

この状況をどう見、どう動くか。

私は冷血な父王が嫌いでした。王として立派でも情のカケラもないのかと。

勿論妃でありながら王を殺した土妃もです。

私も同じ化け物でないか・・・そう思うのです。」

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その頃亜国では・・・

また土兵が宮中で狼藉をはたらいていました。

それを高諷が土妃に報告に来ると、土妃はこう言いました。

「放っておけ。それに今兵を退ければ私やお前を恨んでる者どもにこちらがやられるぞ。

なんだ 王殺しが大好評なわけなかろうが。

のう 高諷。私は美しいか・・・?

片目を失い醜いひきつれができた顔で美しいか?

美しいということは強い。男は強い女を憎む。

お前は醜男じゃ。醜男なら尚更じゃ。

お前は私が嫌いであったろう。だがそれでよい。

私はもはや美しくいたいとは思わぬ。いや女でいたいとも思わぬ。

お前は君主を裏切った犬畜生のような男じゃ。

だからこそ互いに利きさえあれば手を結んでいられると分かる。

忠義などはさまぬ純粋なお付き合いじゃな」

そんな風に言われた高諷はこう言いました。

「私は逆臣と罵られようと、この亜国の宰相として国を傾けるわけにはいきませんでした。

最大にして最上の同盟国は土刻であり、王子次の亜王であるべきなのです

土妃はそれを聞くと

「無論じゃ。化物と言えば言え!外道と罵るなら罵れ!

私は私の”正”とおすぞ。

王子を必ずや天下の名君としてみせる!」

と言いました。その姿を見た高諷は土妃は何か少し変わられたようだと思いました。

それがこの国に吉と出るか凶と出るか・・・

でも、宮殿の焼け落ちた姿を見るとどれだけの金と賦役が必要なんだと

思うとゾッとしました。これ以上、土国に借りを作りすぎては

属国として飲み込まれてしまう懸念があったのです。

「土妃様、実は・・・お知らせせねばならぬことが。

無いのです!大切な物が!!」

それはあの玉璽でした・・・

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その頃、亜姫は黄国東部の小城に異動し玉璽の片割れを手に取りながら

この半分は今どこにあるのだろうと考えていました。

そんな亜姫にジャハルは痺れを切らしてこう言いました。

「この貧乏姫!さらに貧乏になってんじゃねぇか!!

やってらんねぇ!!俺は商人だぞ?!俺を何だと思っている」

そう言ってくるジャハルに亜姫は

「お財布」

と答えました。

「少し回ってみたけど、駐屯している兵も少なく

あまり使われてなかった城みたいです。手入れしたいので頼みます」

と亜姫は言いました。そう言ってくる亜姫にジャハルはこう言い返しました。

「あのな、俺はそこに利がなきゃ動かないぞ。

お姫様のお身体でお支払いしてくれるんですかね?

俺はあの犬っころとは違う・・・」

そう言うと、後ろから

「この犬っころか」

そう言ってジャハルの頭を後ろから殴り、薄星が突然現れました。

ーーーそれからジャハルと薄星は村を2人で歩き回りました。

「良くも悪くもあの人は好奇心が強い。なのに村に出たいとも言わない。

ただ姫様のことなら言葉はなくてもにおいで分かる。それだけだ。

何かおかしいか?」

そう聞いてくる薄星にジャハルは、そんな濃い結びつきは主従をとっくに

通り越してるだろうし、おかしいと思いました。

ーーーとりあえず、玉璽の行方を探る手配をしようと思い

誰か自分に好意的な大夫はいないかと亜姫は考えていました。

なんでもいいから土妃ではなく、自分の手に玉璽を集めなければと思っていると・・・

それから自分は何をしたいのか?と自問自答しました。

父王が死んだ今、玉璽を手にし土妃を斃すということ

それは亜姫が次の王となるということなのです。

無血で土妃を斃すなどありえず、この先も自分はどれだけの人の助けを借り

どれだけの血を流すことになるのかと考えると頭が痛くなりました。

多くの人の命をあずかるものは多くの人のために生きる責があります。

”それが王”

自分がどうしたいかではなく、自分が誰と生きたいとかではなく

多くの人のため自分の感情を殺し、

冷たく孤独な玉座に父王のように座り続けなければならないのです。

「・・・・私が父と同じ生き方を?そんな・・・」

【甘えるな。清徹・お母様・・・色んな人たちの私に捧げてくれた思いが

私に道を作ってくれた】

「その道が・・・痛くて歩きたくないなんて、どの口が言えるの・・・?」

【歩き続けるんだ。自分が自分でなくなってゆく気がしても。

苦しくなどない。これは私が望んだ道】

亜姫はたまらなくなって薄星の元へ走って行き、後ろから抱きつきました。

「何してんの?」

薄星がそう聞くと、亜姫はこう答えました。

「さ さぁ・・・む 昔を思い出して子供みたいなまねしたかった・・・とか」

そう言われた薄星は赤面しながら内心、もう子供じゃねーから!と

亜姫にツッコミました。そして、亜姫は抱きついた腕を少し強くしてこう言いました。

「・・・お前は変わらないで。きっと私は変わってしまうから。

私がもし王になり、土妃のような化物になり果てたなら

決して許さず憎んで。・・・お願いよ?

いつかした全て終わったら一緒に逃げようという約束、

守れそうもない・・・」

そう言うと、亜姫は薄星から身体を離し

「つまらぬことを言ったわ。都の清逸にもがっかりされてしまうわね」

と言いました。すると薄星が

「知るか!」

と言って亜姫を一緒に馬に乗せました。

「薄星どこ行くの?」

そう亜姫が聞くと、

「どうせあの金の肌身離さず持ってんだろ?

それであの村で旅に必要なもん買えばいいだろ!!」

と言うので、亜姫は驚きました。

村に着いた2人は、馬を降りると薄星が亜姫の腕をつかんで引っ張って歩きました。

「ちょ・・・どういうことか教え・・・」

状況が把握できない亜姫が薄星にそう聞くと、薄星はこう言いました。

「俺こそ教えてほしいね。

あんたさぁ、なんで自分のなりたくないものにんりたいの?

矛盾って知ってる?

ここの人はその金がどんなものかなんて知らないよ。

分かっただろ?俺の事を珍しそうに見てる奴はいても、

あんたが何者かなんて誰も気づいていないじゃないか。

あんたは選べる。

普通の女の子としてここから俺と旅に出る道も選べるんだよ。

国も天命も誰がどう思うか、んなもん関係ない。

あんたはどうしたいの?

つーかさ「私はできなあい」「こうしなきゃ」じゃなくて

どうしたいか聞いてんだよ。

辛いなら入れがどんな手使っても逃がしてやる。」

そんな風に言われた亜姫は瞳から涙が溢れました。

「ほんとはこんな重くてろくでもないことばかりの道捨てたい。

でもいっぱい愛してもらってきたの。

頑張って生きなさい 進みなさいって。

清徹にもお母様にもいっぱい愛してもらった。

色んな人と巡り合って、私の道は苦しいだけじゃなかった。

捨てたくない・・・血塗れかもしれないけど

ちゃんと花も咲いてる道だった・・・

ありがとう私に選ばせてくれて。

全てに失敗して復讐もかなわず野たれ死んだとしても

これが私の道だわ。

薄星と旅をしてみたいけど、今話すべきことをなす。

王になるのもやめるのもその後だわ。ついてきてくれる?

亜姫がそう言うと、薄星はこう言いました。

「ずっと前にも言いましたよ。こういう時は

「ついてきてくれる?」じゃなく「ついてこい」って言うんですよ?

ホントあんたは皆に愛されてる。

その持ってる金の塊、どのみちあんたは売れなかったよ。

王様がそれを送った意味なんて俺でもわかったよ。

頭のいいあんたが分かんないわけないんだ。

「大事なモノをお前だから渡す」「お前のことを気にしてたよ」

あんたはちゃんと王様にも愛されてた。

「何も感じない」なんて嘘。本当は死んじゃって悲しかったんだよ。

あんたも王様が好きだったんだ。

その金の塊が重く感じちゃって道に迷うくらいにはね。」

そんな風に言われた亜姫の眼からはまた涙が溢れ出ました。

「都合のいい解釈だわ。でも、だったらいいと思うわ・・・」

女王の花6巻16話ネタバレ

その頃、曾国では・・・

第一王子が爺に、またろくでもない事を考えてるんでしょうと

言われていました。

「亜王が死んだ。ただの妃の思いつきで

殺せるほど亜王は暗愚ではないはずだ。

土国が秘密裏に妃に力を貸したのは間違いないだろう。

俺はこの度の亜国の内乱を見て思った・・・

世の中愛だよネ♡

そんな事を言う第一王子に家臣たちはドン引きです。

「女が欲しい。王不在の亜国を俺にくれる女がな」

それを聞いた爺は

「なるほど亜姫様ですか」

と言いました。

「王の喪中とはいえ、内乱を抑えるためにも

あの土妃の息子の馬鹿王子でもすぐに即位させない。

いや・・・できないわけでもあるのかな?

ーーー亜国・山中関所

「待て女!!これから先は国境・・・」

1人の女が止まることなくまっすぐ歩いてくるので兵は一度止めましたが、

そのまま放り出しました。

「放り出していいのか?」

「ほっとけ!あれは狂女だ。曾国の山で野垂れ死んでくれた方が助かる。

あの女・・・舌がない・・・切り取られてやがった・・・」

そう・・・この女は清徹と逃げ出した宮女でした。

【・・・・清徹様。お預かりしたものは必ず亜姫様のもとへ・・・!】

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「我が曾国は北にあり、決して豊かな国とは言えぬが俺はこの国を愛している。

このままゆけば亜国は南蛮の土国に飲み込まれるであろう。

させぬ。

今亜国王子の即位を阻んでいるものの正体をおさえ、

亜姫を我が曾国にいただく手配をする。

南蛮にくれてやるものか!かの国は曾国の版図とするぞ!!」

第一王子は家臣たちにそう言うと、爺に話しかけました。

「爺 これは手始めだ。お前が隠居する頃には

西でも東でも暖かな領地をくれてやるぞ。」

そう言われた爺はやれやれと思いながらこう言いました。

「亜国を探るべく、すでにスパイは放っておきました。」

それを聞いた王子は「やるなクソ爺!」と言い、

爺は「クソ王子ほどではありません」と言い合いました。

ーーー「王家の愛は龍の愛だ。龍が動けば天下が動く。

亜姫・・・犬など愛してはならん。

犬は龍の重さで潰れ、龍は爪と鱗をなくし二度と天に昇れなくなる。

その前に俺が迎えにいってやろう」ーーー

ーーー黄国・東の城

「薄星」

ガッ!

薄星は亜姫の背後から襲ってきた刺客の剣を受け止めました。

「姫様 血が飛びます。避けて」

・・・あれから刺客の襲撃も何度目か、後を絶ちません。

「王亡き今、お姫様を狙われるようになるなんて分かり切ってるだろ?

今からでも怪しい者は洗うべきだと思うね

そう言うジャハルを見た亜姫と薄星はこう言いました。

「拷問ってどうやるのかしら」

「任せてください。なんか俺得意な気がします」

そして亜姫はこう言いました。

「ジャハル、あなたを信用してはいない。

けれど、あなたの狙いが私の命なら他の手段を取ると思うわ。

刺客とは思ってないわ。お財布に去られても困るし。気にせずいていいのよ」

亜姫は恐らく自分に刺客を向けているのは土妃だろうと思っていました。

亜姫たちが来る前は静かな村だったのに、こんな物騒なことが連続で起こり

村人たちは亜姫たちのことを煙たがっていました。

どこに行っても厄介者にさせられるなと思いましたが、

亜姫は薄星が見方でいれば十分でした。

すると・・・

「俺はお前等とは違う!この綺麗なお姫様につくぜ!」

そう言って10いくつばかりの男子が亜姫に家来にしてとついてきました。

「だめよあなたはまだ子供でしょう?帰りなさい。私はすることがあるの

この城邑を賊から守る」

亜姫は男子にそう言うと、郡尉の元に向かいました。

ーーー「お言葉ですが、姫君が世間知らずなのは仕方ありませんが

この頭の痛い役を1日でも代わってただければお分かりになりますよ!

郡尉にそう言われた亜姫は

「良いのですか?!承知しました!」

そう言って笑顔で答えました。

そして、この城の地図や城門の通行記録・・・色んな書物を読み漁りました。

【思った通り、人の出入りも少ないし広くもない・・・いけるかも】

「40・102・東南・2両・10戸・・・」

亜姫がブツブツ何かを呟きながら書物を見ている姿を見たジャハルは

「あのお姫さん 書いてるもの全部頭に入れる気か?」

と薄星に聞きました。

「全部だよ。前にも見たことがある。あれが姫様のやり方なんだ」

【もっと導き出せ・・・最善を!!】

ーーー亜姫は書物を読み終えると、早速行動に移しました。

「当面北門は閉門。見張り台に兵を立てればそれでよし」

それを見た郡尉が

「困ります!!門には通行税があり、少ないとは言え貴重な収入源なのです!」

と言って亜姫に抗議してきたので、亜姫はこう答えました。

「”1日平均7銭”少なすぎます。

なのに門番は20名も必要。

7銭で毎日20人分の食事を作れますか?

ここの頭数を他の必要な所に振り分ければ、兵1人の負担は減ります。」

そう言いながら、使われていない兵舎も賊の格好の隠れ場になると言って

取り壊しました。

あっと言うまに兵の配置も変えてしまった亜姫を見て

ジャハルは感心しました。

「おっさんずっと代わってもらえば?」

そう言うジャハルに亜姫はこう言いました。

「それは無理よ。この配置は一時的だからできるの。維持はできない。

何事も怒らないからその有難さにすら誰も気づかない。

それこそが完璧な治政。

私にできるのは”最善”までです。

平和だったこの城邑を私のせいで乱してしまってること深謝します」

すると郡尉はこう言いました。

「いりません。日々の銭や暮らしを見る商人の目・戦場を見る将の目。

政治を見る大夫の目・己を知る王者の目。

貴女様は多くのものを見、もまれ学ばれてきたようだ。

”世間知らず”など、こちらこそご無礼申しげました」

そう言って頭を下げる郡尉を見た亜姫は

辛くて苦しくてしくじりばかりの道も無駄じゃなかったと思いました。

その姿を見たジャハルは初めて亜姫が高値が付く商品なことに納得しました。

「すげー!ここの偉い人が頭下げてる!お姫様最強じゃん!絶対家来にしてもらおう」

男子がまだついてきてそんな事を言うので、亜姫はまた断りました。

「俺もう11だよ。こんなしょぼい村でずっとこのまましょぼく生きるの?

お姫様は15で戦に出たって聞いたよ。

敵をいっぱい殺して勝ったんでしょ?いいなぁ。

俺らの生まれじゃ戦でもなきゃ馬も剣も持てない。

戦を嫌がるなんて恵まれてる証拠だよ」

そんな風に無邪気に男子が言ってきたので、亜姫は青ざめました。

田舎のガキにとっちゃあんたは「欲しいもの」がいっぱいつまった袋さ。

龍の血筋 その才覚

天から降るように与えられてるお姫様。

国だって手に入るかもな?こんな早く父王が死ぬなんて

運までついてる。俺もアンタに懸けるぜ」

ジャハルまでそんな事を言ってくるので、さすがに薄星がキレました。

「お前らの欲を姫様におしつけるな。

俺からいわせりゃ龍だの国だのは天の恵じゃない。

呪いだよ!

姫様の才能は不幸の証だ。

そんな悲しいものを利用しようとするな・・・!」

薄星が掴んできた手を振り払ってジャハルはこう言いました。

「どうして犬っころがお姫様とそこまで結びついてるかようやく分かったよ。

ただ好きな女の子を助けたいだけ。泣かせるね・・・

けどそいつは龍の女だ。

ホントはただの女の子ですぅっと言っても、刺客の皆さんにも大人気だ。

なぁお姫さん。今までアンタのために何人が死んだ?

その犬に何人殺させた

応えられないほど人を巻き込んで戦は嫌だはないだろう。

ご理解いただけましたか?お姫様」

ドスッ!

「ああ よくわかった。お前はゲス野郎だ」

そう言って薄星はジャハルの足元に剣を投げました。

ーーー部屋へ戻り、亜姫は

薄星があんなな風に自分の事考えてくれてたとは知らなかったと思いながら、

外をぼーっと眺めていました。

すると、持ち場はこの辺のはずの衛兵たちがどこかへ行くので気になりました。

「お姫様お姫様。こっち!怪しい奴が近くにいたんだ!

それで俺がお役人に知らせて行ってもらったんだよ」

あの男子がそう言って来たので、亜姫はどんな?と聞きました。

「見たこともない大きなよそもの!

商人だっていうんだけど、亜国訛りなんだ」

男子はそう言うと、井戸の水をくみ上げて亜姫に差し出しながら

こう言いました。

「お姫様は怒るかもだけど、俺hやっぱりこんな小さな村で終わりたくない。

抜け出せる機会があればなんでもするよ。

貢物もないから井戸の水くむくらいしかないけどね」

そう言って来た男子に亜姫はこう言いました。

「ありがとう。しかたないわね。家来になる?」

すると、男子は「やった!」ととても喜びました。

そして・・・亜姫は最初にこう命令しました。

「では、家来に命じます。この水は貴方が飲みなさい。

どうしたの?飲み干しなさい」

男子の水を持つ手が震えました。

「井戸に毒を入れたらおしまう。守城の常識です。

井戸の見張りを衛士はいなくなった際に細工をしたのでは?」

すると男子は反論しました。

「ちがっ・・・怪しい奴なら他にいるだろ?!」

亜姫はこう言いました。

「黄国どころかこの小さ城邑から出たことのないあなたが、

あれは亜国の訛り方・曾国の訛り方・土国の訛り方

そんな風に分かるものなのかしら?」

すると、後ろから薄星が現れ男子を押し倒しました。

「疑いたくははなかったのですが、不自然に私の事情を知ってましたし。」

亜姫がそう言うと

「もういいだろ!失敗しちゃったんだから許してよ!」

そう言って男子が薄星の下で暴れました。

「・・・あなたは戦に憧れてたわよね。これが戦よ。

失敗すれば死ぬ。敵を殺そうとすれば敵もあなたを殺そうとする。

怖くておぞましくてろくでもない」

そして、亜姫は薄星に剣を貸すように言いますが薄星はそれを拒否します。

「俺がやります。姫様が手を汚すことはない」

そう言われた亜姫でしたが、私がやりたのですと言い剣を無理やり薄星から奪いました。

「ジャハル。私のために死ぬ人、殺される人がどれだけいるんだと聞いたわね?」

亜姫はジャハルの方を見ながら、男子の眉間に剣を近づけました。

「答えてあげる!”必要なだけ”」

ドスッ!!

そう言うと、男子の顔の横すれすれに剣を地面に突き刺しました。

そして怯えている男子を見逃しました。

「薄星。あなたを巻き込んだことは謝らない。

生きるのも死ぬのも一緒。そう決めたから。」

薄星は亜姫にそう言われると

「承知してますよ。姫様」

と答えました。

ーーーーその夜、

薄星とジャハルは2人で部屋にいました。

「あのガキ見逃したのもそうだが、情が不快のは必ずしもいいことじゃない。

切り捨てなきゃならないものもある。

いつかお前の存在があのお姫さんの足元をすくう。

そんなことよりもワンコ。あのガキが屋敷の葉かの水に毒いれてないか一応確認したか?

お姫さんが飲む前にやれよ。刺客が他にいるかもしれんしな!

そう言われた薄星は「早く言えよ!」と言って急いで井戸に行こうとしました。

ヒュッ  ドッ!! 

なんと!ジャハルが薄星に向けて刀を投げてきたのです!!

「刀ちっちゃいけど毒入り。死ぬよ。

ゴメンネ♡俺がその刺客

ーーーーーーーその頃曾国では、第一王子が動き始めました。

「ゆくぞ黄国へ!あの女を正式に俺のモノにする。

誰にも負けぬ気性の女だが、戦は勝つから面白いのだ」

 

女王の花【6巻】感想

清徹死んでしまった・・・(大泣)

最後の最後まで亜姫のために命を捧げて戦って亡くなりました。

きっと天国で黄妃と会えて、今度こそ幸せになっていることでしょう。

そして亜王もまた亜姫に将来の亜国を託したように死んでいきました・・・

きっと冷たく接していたのも大事な娘を土妃の毒牙にかけられないように

必死で考えた策だったのかもしれません・・・

そして!さらに命を狙われることになった亜姫に、ジャハルからの裏切り・・・

刺客か・・・やっぱりな・・・と思いましたが、でも、しっくりきません。

何か裏がありそうですね~

曾国第一王子は、聡明な亜姫を自分の妻にしたいようです。

そら亜姫が手に入れば天下を取れたのと一緒ですもんね!

まとめ

女王の花の6巻ネタバレを紹介しました!

曾国の王子も動き始めました。亜姫が刺客にやられてしまうのか?

それともその前に曾国が亜姫を保護するのが先なのか?

次回の話の展開が気になります!

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