漫画ネタバレ

女王の花【10巻】ネタバレ!曾国で波乱の展開

亜姫は曾国第一王子・旦が兄である長子・光を暗殺した可能性があると知る。

その証拠を手に入れるため旅立つ薄星。

そしてそこには白い髪の女忍び・翠蝉と旦に瓜二つの人物が?!

一方、亜姫を手に入れることを諦めない王子は黄国から亜姫を攫い・・・?!

>>9巻ネタバレはこちら!

 

【女王の花】10巻(26話~29話)のネタバレを紹介します!

 

女王の花【10巻】ネタバレ!

女王の花10巻26話ネタバレ

亜姫は夢を見ていました。

それは亡くなったはずの清徹に「諦めるな 頑張れ」と

背中を押してもらえる夢・・・

―――目を覚ますと、亜姫は馬車の中にいました。

「亜姫 無理して起きずともよい 寝てろ」

気持ちが悪くうまく起き上がれない亜姫に曾国第一王子が言いました。

【そうだ 私は王子に攫われて車上にいる】

「この 卑怯者・・・。私を攫うなんて黄国だって黙ってないわ・・・」

亜姫がそう言うと、王子は

「まぁ そうだろうな」

と答えました。

ーーーその頃、黄宮では亜姫は自ら曾国に興味を持って立ち去ったと

いうことを曾国より聞き、宰相は怒っていました。

「盗人猛猛しいわ!!小童が!!」

宰相はそう言うと、清逸に早く手を打たんか!と言いました。

それを聞いた清逸は

「宰相はあまり亜姫様を好ましくは思われてないように見受けられましたので、

少し意外でございました・・・」

と言うと、宰相はこう答えました。

「ふんっ 黄国が今流民を出さず治安を保っているのは

先のあれの功績だ。

亜国の姫などどうでもいい。

だが功績のあった我が国の御史大夫を攫われて黙っているわけにはいかぬわ」

清逸は宰相のそんな言葉を聞いて、爺のツンデレだなと思いました。

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「私はあなたのものにはならない!あなたの妃にはならない・・・!」

亜姫がそう言うと、王子はキラキラした顔でこう言いました。

「いいぞ!その意気だ!曾国でも元気出していこうな!」

何を言ってもへこたれない王子を見て、亜姫は糞ったれと思いましたが

また頭のがぐわんと廻って、何も考えられませんでした。

そのまま意識朦朧としている亜姫に

「そうだ 決して何があっても屈するな。

それでこそ俺が見込んだ女だ」

と王子は言いました。

ーーーその頃 曾国・山中

【清徹様、わたしたどり着きました。】

宮女が薄星を目の前にして大泣きし、抱き着こうとしました。

「え・・・ちょっとちょっとちょっと!何?てかなんだよ?!

ちゃんと話してくんなきゃ分かんないって」

薄星がそう言うと、光がこう答えました。

「その人は話せないよ。舌を切られているんだ。

手の筋も切られているから文字も書けない。

私達は警戒されてしまっているようだ」

【まずいな あれが見つかってしまうか】

光は玉璽が薄星の手に渡ってしまうとまずいことになると思いました。

「なぁ 王子様。あんた物知りみたいだから教えてくれないかなぁ。

なんでこの女の人はあんたをそんなに警戒してんのかな。

大事そうに帯に挟んで守っているこれと関係あんのかな。

これだよ!!

薄星は宮女に渡された袋を突き出して光にむかってそう言いました。

「俺はこれとそっくりな物を見たことがある。

姫様の命運を握る大切な物だ。

なぜこれの存在を隠してた?!」

「偶然だよ」

光がそうとぼけてきたので、薄星の怒りは頂点に達しました。

「なめるな 俺は姫様のためならおまえなど噛み殺す。」

そんな薄星の様子に警戒した翠蝉が剣を構えました。

「この者を拾ったのは本当に偶然だった。

だがこの者がここから抜け出し街道に出たとたん

運悪く亜国の使節団とぶつかってしまった。

不審に思われて追いかけられただろう。

再び街道から逃げているうちに追いかけてきた亜国人たちは翠蝉の罠にかかった。

今の状況はこんなところっじゃないのかな。」

光がそんな風に言ってくるので

「おい、あくまで拾ったのは偶然で 亜国の兵士とは関係がないって言い張る気か?

王子様、あんたは分かってるだろうが

旗ってのは正式な遣いじゃないと持てないもんだ。

なぜ亜国の旗を持った者が曾国にいる。

今 亜国を牛耳っているのは土妃・・・!

姫様の怨敵と曾国は結ぶつもりか?!

一方で姫様を無理矢理妃として迎えようとしながら・・・

姫様を陥れる気か!」

と薄星が怒りに震えました。

すると光はこう言いました。

「私は死人だよ。死人は国のことなど何も見えないし、聞いてないさ」

そんな風に言ってくる光の腕を掴み、睨みながら薄星はこう言いました。

「王子様、あんたには生き返ってもらう。

少しは生きて人の役に立ちやがれ」

ーーー翌日、光はため息をつきながら準備をしていました。

「本当にあいつらとここを出ていいのか?」

翠蝉にそう言われた光は、現状しょうがないねと答えました。

【いざとなったらあの者とあの者の主、

曾国に害なす前に 私が斬る】

翠蝉は光のそんな横がをを見ながらこう思いました。

【死人のお前は私と一緒にいてくれても、

生きているお前は国のこと以外は考えられないのだな。

私達が心寄せ合うことなど きっともう・・・】

その頃、ジャハルと薄星はこんな話をしていました。

「大将、あの王子はああ見えて剣呑だが 肚じゃ何考えてるか」

「分かってる。だが姫様が使える手駒は多い方がいいと・・・

この人 馬に乗れるかな・・・?」

宮女の方を向いて薄星がそう言ってくるので、

宮女は心の中で置いて行かないでと訴えました。

その表情を見た薄星はこう言いました。

「あ いえ そうじゃなくて

ほんとなら車に乗せてあげたいのだけど、

先を急ぐのでできなくて。

誰かの後ろに乗る事になるから

ちょっと辛い旅になるけどいいですか?

何があったかは詳しくは聞けないけど、

きっとものすごく苦しく、辛い思いをしてここまで運んでくださったんですよね?

感謝します。本当に感謝します

その言葉を聞いた宮女は涙を流しながら薄星に抱き着きました。

薄星は曾国第一王子の妃なんかに亜姫がなってしまえば

危険が増すだけだし、絶対にさせない!そう思いながら馬を走らせました。

【2つ揃った玉璽さえ届けることが出来たら

「新亜国王」は姫様だ!!土妃に勝つ!!】

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亜姫が馬車に揺られながら、気分が悪く外に出たいと思いながら窓から外を見ると

そこに薄星が見えました。

【まさか!?そんなことあるわけない・・・】

亜姫はすがりつきたい心が遠目に幻を見せただけだと思いました。

ーーー2日後・曾宮

亜姫は曾宮風の装いをして着飾れていました。

その姿を見た王子は亜姫に見惚れてしまいました。

「赦せ 亜姫」

そう言って謝ってくる王子に今更謝られてもと亜姫は思いました。

ーーー曾国の宮女に案内された先は寝所でした。

「ベッドでくつろいでお待ちください」

そう言われた亜姫は、

「待つって・・・誰を?やめて!!

私を無理やり王子のものにする気?!」

と宮女に抗議しましたが・・・・

「違うんだな これが」

そう言って聞いたことない声がしたので、亜姫が振り向くと・・・

「お姫様の相手は王子様じゃなく

王様 だ よぉ

曾国王が亜姫を抱きしめようとしてきていたのです・・・!

女王の花10巻27話ネタバレ

「あれでしょ?処女でしょ?

王子様より王様にブチ犯された方が得なんじゃない?」

国王はそう言うと、亜姫をベッドに押し倒しました。

【なにこれ なにこれ なに?】

亜姫は突然の出来事に頭が追いつきません。

「あはは 楽しいねぇお姫様。人生には刺激がなくっちゃね!」

ブン!!

亜姫は足で国王を薙ぎ払おうとしました。

「なんなの・・・?ふざけないで!!

こんな辱めを受ける覚えはないわ!!

王子が私を売ったの?!王子はどこ?!

こんなこと死んでもごめんだわ」

亜姫がそう言うと、国王はニヤッと笑い

「じゃ 死んじぇばぁ?」

そう言って亜姫の首を絞めました。

かなりの力で首を絞められ、亜姫は意識朦朧となってきました。

【こんなところで私は死ぬの?!

まだ何も成し得てないのに!!

お母様 清徹 薄星!!】

走馬灯のように色んな思いが巡り、亜姫の眼からは涙がこぼれました。

すると、国王が亜姫の首から手を放しました。

「ゴホ はっ ゴホッ」

苦しそうにしている亜姫を見て国王はこう言いました。

「ほらね。口先ばかりだな。

どいつもこいつもつまらぬ輩よ」

そんな風に言われた亜姫は呼吸が整うと、こう言い返しました。

「あなたも口先だけで私を殺すつもりなどないくせに・・・!

わざわざ王子から私を奪い、この国に連れてこさせたのなら

殺さないで何かに利用するつもりなのでしょう」

すると国王はこう言いました。

「なかなかの気骨だ。そして美しく囀る小鳥さんだね。

王子が捕らえるのに手こずるわけだ。

でもお馬鹿さん!

己を過大評価してるんじゃなぁい?

特に ほら 君の継母なんかは殺しちゃった方が喜ぶんじゃない?」

その言葉を聞いた亜姫は血の気が引きました。

「土妃・・・!!なぜ土妃の話になるの・・・?!」

そう驚愕する亜姫に、国王は

「さあ なぜでしょう?」

と言って不敵な笑みを浮かべました。

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その頃・亜国では

「土妃様、なぜ臣に黙って曾王に遣いをお出しになられました?」

宰相の高諷が土妃に聞きました。

「あなた様は・・・この国を亡国の危機へと追いやっておられる」

そう言って来た高諷に土妃はニタっと笑いながらこう答えました。

「だったらなんだ。私を殺すか・・・?亜王を殺したように。

いっそのこと亜姫を王に据えるか?

ドコッ!!

「ふざけよって!!」

土妃はそう怒りをあらわにし、高諷を蹴り上げました。

蹴られ踏みつけられながらも高諷はこう言いました。

「・・・ならば殺してください。ただ、この命にけて1つだげお約束ください。

この部屋でいくら荒れ狂おうと、一歩外に出れば

いつもの強く揺るぎのない土妃様でいらっしゃると。

臣がこの国を託そうと見込んだ美しい方でいらっしゃると。

伏してお願いいたします・・・」

そんな風に言って土下座をしてくる高諷を見た土妃の怒りはどこかへ消えました。

「土国の兄上より書簡が届いた。

表向きはこちらの様子を心配して”機嫌伺いに行く”と言ってるが

この国に居座る気だ。居座り乗っ取る気だ。

私が血塗れになり、片目をなくしてまで王子のために勝ち取ったこの国を

兄に譲れだと!?

許せぬ・・・許せぬ!!

その話を聞いた高諷は、それで曾国と組もうとしたのですか?と聞きました。

しかし、土妃は理由はもう1つあると言い、こう話しました。

「曾国の王子が亜姫に求婚した時、亜姫は「次期亜国王」を名乗り、

玉璽の片方を出し、それを退けたという。

させぬ・・・!真の次期亜国王は王子じゃ。守れるのは私だけじゃ・・・!

もう片方はまだ亜姫の手には渡ってはいない。

亜姫の息の根を止め、玉璽を我等の手に!!

もう片方も全力で探せ!!

そうとも 勝つのは私じゃ

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玉璽の片方を手に入れた薄星は、これを亜姫に渡せば

亜姫が新亜国王だと思って、手のひらのそれを見つめていました。

ジャハルが寄った村に車付きの行列が来て、あれこれ買って行ったので

今は飼い葉すらないと言われたと聞いた薄星は

もしかして・・・そう思い、光を連れて村人の所へ行きました。

「もしかして、その行列にこの顔をした男はいなかったか?」

光の顔を村人に見せながら歩いていると、

その後ろから翠蝉が怒って追いかけてきました。

「そういえば、その人この間見たような・・・

でも髪はちゃんとしてたよね?」

その目撃証言を聞いた薄星は、あの時茂みから

車の窓越しに見えたような気がしたのはやはり亜姫だったんだと思いました。

「くそっ!!引き返すぞ!!」

そう言って馬の元へ行こうとする薄星を光が呼び止めました。

「ちょっといいかな。お前躰どこか悪いのと違うかい?

死相が出てる。引き返すべきではない。

このまま黄国に帰った方がいい」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

曾宮の国王寝所で、亜姫は攻防を繰り広げていました。

「次は噛みちぎってやるわ」

薄星、王子でもいいから助けに来て!そう思いながら

亜姫は気を張っていました。

「ふーん・・・じゃ 殺すっきゃないかな?

あっはっはっ なーーんてね!!

王様なんてやってると周りはうそつきばーっか。

嬉しい振り、悲しい振り

もっとむき出しの心でぶつかってきてほしいよね?

でもね、1つだけ嘘がつけないものがあるんだ。

恐怖さ

ーーーーー亜姫はやっと国王から解放され、自分の寝所で布団を被って寝転んでいました。

すると、そこに王子がやってきました。

「亜姫 寝てばかりいても気が塞ぐだけだ。」

そう言ってくる王子に布団から出ることなく亜姫はこう答えました。

「・・・あなたは、私をこんな目に合わせるために曾国に連れてきたの?」

別にまだ何もされてないだろ?

そんな風に言ってくる王子にカチンときた亜姫は

起き上がって自分の首を見せながらこう言いました。

「まだ何もされてない?そうね 首を絞められたり脅されたりはこの国の挨拶よね!」

王子はそんな亜姫を見て

「おはよう亜姫 それがどうかしたか?」

と冷たい眼で言いました。

亜姫はそんな王子を見てゾッとしました。

なぜならどこかでまだ王子のことを

自分を踏みにじるような真似はしないと信頼していたからです。

「亜姫いいか?今 亜国の土妃から曾国との同盟の申し入れがきている。

お前と組むか土妃と組むか曾国の御心次第だ。

生き抜きたくば、せいぜい王に媚びを売ることだ。

「一度は妃にと望んだ女を平気で父王に差し出す腰抜けのあなたのように・・・?」

亜姫はこの挑発に乗って味方にほしいと願いながらこう言いました。

すると・・・

「悪いが見そこなったのはこっちだ 亜姫。

確かに俺は父王から呼び戻され、お前を攫い差し出すように言われた。

だからそうした。裸で踊れと言われればそうするだそう。

目的のためなら泥水だってすするさ。

はっきり言おう。曾王が土妃を選べばお前は終わりだ。

ーーー亜姫は一睡も出来ずに朝を迎えました。

”終わり”と言われた言葉がずっと頭の中を渦巻いて

何も考えられません。けれど、こんなところで終われない!

この思いだけははっきりとしていました。

女王の花10巻28話ネタバレ

死相が出ていると光に言われた薄星は

「だから何?」

とあっけらかんな態度で言い返しました。

「感心できないって面してるね王子様」

薄星がそう言うと、

「いいや私はそんな顔してない。「馬鹿者が」って顔のはずだ」

と光が言いました。

「お前時々手の震えを抑えたりしてるね。

そんな躰で手桐で戦い抜くことができると?

勝ち目のないのにするのはただの迷惑な酔っ払いだ。主にとっては

従者の独断でする愚行ほど苦々しいものはない」

そんな風に言われた薄星は

「あのさ じゃ これが収まるまでどのぐらい待ちゃいーの?」

と光に聞きました。

そもそもこれは治らず年老いて死ぬんじゃないかと思うほどに

薄星は思っていました。

【こわくないといえば嘘になる 嫌 本当はいつだってこわいんだ】

「勘違いしないでくれ王子様。死ぬためじゃない。

生きるために俺は行きたいんだ。

姫様は俺が生きる全てだ。

たった1つでいい。

命をかけられるほど大事なものなんて、たった1つでいいんだ

薄星の想いを聞いた光は、聞かなければよかったよと言い場ガラ

曾の東宮の作りを教えてくれました。

「ただし!曾国を害するような真似は一切させない!

姫君の身の安全を確保するだけでいいね!

”人生意気に感ず”男子というものは面倒くさくて困るよ」

それって協力してくれるってことか?と思った薄星は

木の上で2人の様子を見物していた翠蝉に声を掛けました。

「白!聞いてたんだろ!お前の王子は協力してくれるってさ!だから」

「断る!お前は私の敵だ」

そう言って翠蝉は薄星の肩に飛び乗りました。

「お前も同じ立場だ。俺の気持ちも分かるだろーが!!」

薄星がそう言うと、

「さっきから聞いていればなんだ!

お前がどんな思いを捧げようとどんな近くにいようと、

身分ある相手から同じだけの恋情をもらえると思うのか?

男と女になれると思うのか?!虚しくはないか あ?

鼻で笑ってそう言ってくる翠蝉の腕に薄星は掴みかかりました。

「あのな!俺の答えがお前の答えとは限らないぞ。

その答えは自分で見つけろ」

そう言って薄星はその場を去りました。

ーーーー薄星はジャハルに一仕事頼みたいとお願いしました。

「猿王子と連絡つけれるか?」

薄星がそう聞くと、ジャハルは

「大将に金をつまれてもごめんだね!」

と断ってきたので、薄星は

「金を払ってくれるのはあの猿のほうだ」

と答えました。

ーーーーその頃、曾宮

亜姫は兵の訓練がこんな宮中でしているのを変に思いながら見ていました。

「私はいつ殺されるの?

あなたと曾王が何を画策しているかは知らないけど、

土妃と手を組むと決めたら私の首が手土産になるのでしょう?

土妃が私の死を望まないわけがない・・・!

夫である亜王ですら殺したあの毒婦が!」

王子の亜姫がそう言うと、王子は亜姫の髪に簪を刺しました。

「その首が落ちぬよう飾っとけ」

その簪は王子の母親の家に代々伝わるものだと王子は言いました。

「死ぬと決めてかかるな。

心など追いやった方が生きていける。」

王子は1つ昔話をしようと話し始めました。

ーーむかしあるところに若くて賢い王様がいました。

王様は異民族から国を守り、田畑が実り多くなることを一生懸命考え、

だんだんと国を豊かにしてくれたので、皆王様のことが大好きでした。

ところが、最初は感謝してもそれが「当たり前」になってきた民が不満を

王様にぶつけてきたのです。人は1度手にしたものはあることが当たり前になって

もっともっとと次を求めるのです。

精一杯よくやっているのに「もっともっと」王様はあ次第に疲れていきます。

王様は立派でした。それでも国を良くしようと働き続けたのですから。

ですが・・・腹心の友がまさかの謀反を起こしたのです。

出来ることなら許したい・・・殺したくない・・・

しかし王様が見たのは言葉とは裏腹に「どうせお前は殺せない」という

侮りの色でした。そんな友を見た王様は、そのままその友を手打ちにしたのです・・・

王様は悟りました。自分は「いい王」を目指し、

ただの「人のいい王」になっていたことに・・・・

そこから王様の心は壊れて行ったのでしたーーーーー

こんな話を聞いた亜姫はなぜ自分にこんな話を王子がしてきたのか分かりませんでした。

「俺はぁ亜国を手に入れる足はがかりとしてお前が欲しかった。

愛などではない。今も昔もそこは変わらん。

だからこそ死なれては俺も困る。

だが、さすがに年増の女の誘いは一味違うな。

予想外の条件を土妃が足してきたぞ。

曾王との婚姻だ「私をア・ゲ・ル」ってわけだ。

ババアでがあるが亜国で一番の身分の女だ。

もらって損はない。曾王は同盟を呑むだろう」

それを聞いた亜姫は青ざめました。

「恥を知らないのあの女は!!

夫を殺し、その夫の喪もあけてないというのにぬけぬけと・・・」

あの女を消し去ってやりたい!なんとか時をかせいで

助けを待てないかと思っていたが、もう無理なんだと亜姫はここにきて気付きました。

「亜姫 お前は父母のために何を差し出す?」

そう聞かれた亜姫はこう答えました。

「私が生き残るために打てる手がひとつだけある。

片方だけとはいえ、玉璽を持ち正統な亜国王位継承者である私は

土妃より利用価値があるはずよ。

私が曾王の妃になればいい・・・・!

【土妃を退けるためにあの人でなしの王の玩具になる・・・

ごめんなさい 待てなかった 薄星!!】

 

女王の花10巻29話ネタバレ

自分を売って曾兵に捕まえさせろとジャハルに言い、

薄星はその危ない橋作戦で曾国に入れることになりました。

薄星を追ってわずかな間だけ都に行っては駄目だろうか?

と聞いてくる光に翠蝉はこう聞きました。

「ひとつ・・・聞いていいか?

王子がどうしても行くというなら私は永遠にお前の元を去る。

・・・と言ったらどうする?

切り捨てるなら今そうしてくれ」

そう言われた光は一時考え、そして口を開きました。

「・・・翠蝉 翠蝉・・・私は」

パシッ!

翠蝉は光の頬をたたくと笑いながらこう言いました。

「冗談だ!そんなしみったれた顔をするな!」

そう言って翠蝉はその場を去りました。

ーーーその頃、黄・曾・国境地点では清逸がやってきていました。

すると、郡尉に任命されたというものが清逸に言いました。

「我が配下が曾都まで遅らせていただきます。

婚礼の儀に黄国使どのに来席いただければ喜ばしい。

そんな話は寝耳に水だと思った清逸は納得いかないと抗議しました。

「誤解をしているようですが、亜姫様の婚礼のお相手は王子ではない。

曾王陛下その人です

清逸は亜姫の相手に驚きを隠せませんでした。

ーーー曾都では、着々と婚礼の準備が進んでいました。

「亜姫 急な婚礼だ。あまり盛大にできそうもなくてすまんな。

・・・と髪を曾国風に結うのはやめたのか?」

王子がそう亜姫に話しかけると

「曾王の妃となるまではその必要はないと存じます」

と亜姫は答えました。

「少し残念だ。お前が俺の妃になっていたらと思う。

お前を俺の室に閉じ込めて俺だけのために飼えたらな。」

そう言われた亜姫はこう答えました。

「それは無理でしょう。それができたろしても

閉じ込められ、飛び方を忘れ”ただ生きている”だけの鳥は

やがてあなたの興をひかなくなるわ。

私は曾王の妃になる。それでいいのです。

土妃と曾王は裏で手を結ぶのだけは防いで。そのための婚姻よ。

そのために・・・私自信を賭けるの。」

亜姫にそう言われた王子は

「約束しよう。だがそちらも役割はちゃんと果たしてくれ。

そのために見せたいものがある

と言いました。

ーー連れて行かれた城壁から見えたのは、兵に捕まった薄星でした。

「こういうのは趣味ではないが、お前の出方次第で

あの犬の生死が決まると言っておく」

久しぶりに見る薄星を見下ろしながら、

【気付いて いえ 気付かないで。私あなたを待てなかった】

と心の中で申し訳なく感じていました。

どうか無事でいてねと願いながら、亜姫はその場を去りました。

ーー薄星が牢屋に連れていかれると、そこには翠蝉が待っていました。

驚いている薄星に翠蝉はこう言いました。

「私は細作だ。先回りして潜んでいることぐらい嗜みがある」

そして、城の図面が書いてある布を薄星に渡しました。

「お前・・・ここに客がなんのため集まってるのか知っているのか?」

すると薄星はこう答えました。

「耳はある。姫様が曾王の妃になるっていうんだろ?

道中嫌でも聞こえてくる。姫様の意志なわけない!絶対に助け出す!」

そんな風に言う薄星に翠蝉はこう言いました。

「それはどうか。今回のこれが遠ざかったとして

立場が立場だ。いずれまた別の相応の身分の者と結ばれるのはわかりきっている。

奴隷の身にしたら見えても手の届かない星のようなものだ」

翠蝉にそう言われた薄星はこう答えました。

それで?それが好きな女を助けないなんの理由になるんだ?

あの人が好きだ。だから不幸なあの人は見たくない。

それで充分じゃないか 馬鹿らしいか?」

そして薄星は牢屋から翠蝉と脱獄しました。

「私も王子の側にいたから分かる。

命の値というのは同じじゃないんだ。

王族の肩には何千何万何十万の命が乗せられている。

私達はその中のちっぽけなひとつにすぎん。

王子にな問うてみたんだ”私か国か選べ”とな。当然王子は国を選らんだよ。

だが、答えるのに少しだが躊躇したんだ。ほんの一瞬だったけど。

その間は私だけのものだ。王子が私の事だけを考えた。

その一瞬を永遠に胸にしまい、私は生きていける

この先別れの時が来ても・・・

翠蝉の話を聞いた薄星は、その気持ちが痛いほどわかりました。

ーーー婚礼当日

「礼を言おう。急な婚儀となってしまったが、よく集ってくれた」

曾王が民衆の前でそう言って声を張り上げました。

「我が新しき妃、亜姫を迎えよう」

亜姫様万歳!亜姫様万歳!

民衆の大きな声をする中、真ん中の道を婚姻衣装を身に着けた亜姫が進みます。

その様子を薄星は見つからない場所から眺めていました。

「盟いのしるしにこの羊の血の盃に口つけよ。」

すると曾王は亜姫の耳元でこう呟きました。

「なぜ予が土妃でなくお前を選んだか知りたいか?

美しいから?身分が高いから?違うな。若いからだ。

奴隷は長持ちするほうがよい。

飲め 女

カッ!!

亜姫は隠し持っていた剣で曾王を切りつけました。

わずかに外れた剣は盃にあたり、床へ落ち羊の血が辺りを血に染めました。

「お先にどうぞ。床に這いつくばってその血お舐めになったら?

私はご免ですけど」

その姿を見た薄星は、亜姫が殺される!と青ざめました。

「気でも触れたか!王子!!」

曾王が王子に声を掛けると、

「何か用か オッサン?」

とまさかの反応を示しました。

曾王は驚いて、衛兵を呼びますが

「動かんさ。あんたはもう王ではないからな」

と王子に言われました。そして王子は亜姫の手を取ると

こう言いました。

「亜姫ご苦労だった。もう退っていてくれ。

この時を待っていたぞ 永いこと」

 

女王の花【10巻】感想

薄星と翠蝉・・・同じ胡人で同じ奴隷・・・

身分の違う王子と姫に恋をしているのも同じ・・・

お互いの気持ちも思いも自分にすべて重ねて見ていたんでしょうね。

どうあがいてもやっぱり報われないんだと2人とも察していました。

辛いですね・・・

そして、亜姫は王子にはめられて曾国に連れて来られた

と思っていたのですが、王子は王子で考えがあって

亜姫の力を借りたかったようです。

曾王を欺くためにしっぽを見せず、亜姫を近づけて

婚姻まで持っていかせることができたようです。

そして・・・曾王を退位させる作戦だったよう。かっちょいい♡

でも、そのために亜姫は曾王に首絞められたりしたのだから

もっと敬ってほしいですね!(苦笑)

まとめ

女王の花の10巻ネタバレを紹介しました!

タイミングを見て、ここまで作戦を進めてきた王子。

横暴な曾王を退位させるべく色々と動いていたようです。

その作戦に一仕事させられた亜姫。

ここで薄星の登場か?!次回の話の続きが気になります!!

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